学校長あいさつ

 兵庫県立国際高等学校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
 この度、校長に着任しました松本 久永(まつもと ひさなが)と申します。
 本校は、平成15年に兵庫県立芦屋南高等学校国際文化科での教育活動を継承し、県で唯一の国際科のみからなる単位制高等学校で、今年度で創立22年目を迎えます。スクール・ミッションにあるとおり、本校では、「地球市民としての自覚を持ち、世界における様々な課題を広い視野でとらえ、その課題解決を通して国際社会に貢献し、国際社会で活躍する人材を育成する」ことを目指しており、主体性、コミュニケーション能力、創造性等、生徒が培うべき資質・能力の総称を「グローバル人間力」として、日々、特色ある教育活動を展開しています。特に、「国際高校」として、姉妹校であるドイツ・フンボルト校との交流や2年次に実施する3カ国での海外研修、西オーストラリア語学研修等、オンラインも含めて様々な海外との交流や研修を実施しています。また、平成27年度から文部科学省「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」事業、令和元年度から県事業として兵庫県立大学国際商経学部との「高大接続改革推進事業(国際力強化モデル校事業」に、それぞれ5年間指定を受け、高度な語学力のみならず、社会課題の解決に向けた探究的な学びや大学での学びを取り入れたカリキュラム開発に取り組んできました。今後も、これらの事業で培った成果を基に、兵庫県立大学国際商経学部を始めとした外部機関と連携により、教職員一同、生徒の「グローバル人間力」を更に高めていく所存ですので、本校の教育活動へのご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

令和6年4月1日