日時: 3月25日(火)~26日(水)
場所: 関西学院千刈キャンプ
関西学院千刈キャンプにて1泊2日の探究合宿を実施しました。関西学院大学の關谷先生と兵庫教育大学の吉田先生のご協力の元、初の探究合宿を開催することができました。1年次生19名、2年次生6名の計25名がこの合宿に参加しました。
この探究合宿は、国際情報分析という実際に大学の授業でも実施されているもので、得た情報が正しいのかを多角的に分析する活動となっています。「ウクライナ戦争」「地球温暖化」「食品の安全性」「ワクチンの安全性」といったテーマの中から自分の興味のあるものを選び、1グループ6名~7名で協力しながら情報の分析を進めていきます。生徒は、難しいテーマに対して「それは本当なの?」と疑問を持ち、多くの情報を収集していきました。
2日目には、自分たちの分析の発表をしなければならないため、時間をかけて国際情報分析を行いました。ここまで深く分析するという経験は初めてだったのではないでしょうか。2年次では、個人探究活動が始まります。この合宿を経験した人は自身の探究活動を充実させてくれるのではないかと期待しています。この2日間の取り組みは生徒たちを一回り成長させてくれたことと思います。
今後の活躍に期待しています。
生徒の感想(抜粋)
- いろんな情報やそれが本当かどうかが分かりにくい社会の中で生きていくには自分で考えて判断することが大切だなと思いました。
- 気になったことはそのまま放置せずにたくさん調べていこうと思いました。
- 情報を得る際は、表面的なことだけではなく、今までとは大きく視点を変えて情報を得ることが大切であるということを知りました。
- 情報を正しく読み取り自分で考える力をつけたいです。
- 一見なんの関連性のない情報だったとしても書き出して俯瞰して全体の情報をみた時に真相に近づく時の快感は忘れられません。
- どんどん新しいことを知って探究が進んでいくにつれてとても嬉しくて最終的な達成感は半端なかったです!
- 実際、世の中にはまだまだ隠れていることの方が多いと改めて実感することもできました。
- これからはニュースなどになにか違和感を感じたらすぐに探究し、真実を知り、はっきりと自分の意見を持てる人間になりたいです。
- みんなで意見交換をして、結果を出していくことが1番重要な事だと気づきました。
- これから色んなテーマを探究していく時はどんな些細な情報でも取りこぼさずに取り込んでおきたいなと感じました。
- この合宿で普段の生活や学校の授業では絶対に学ぶことのできなかった貴重な体験をすることが出来て、参加して良かったと心から思いました!
- 情報を批判的に受け止める力が必要だと実感しました。
- 情報を分析する際には、データの信頼性や多様な視点を考慮することが重要だと改めて感じました。
- 沢山の情報と向き合い、分析することには凄く時間がかかったし、しんどいことも多かったですが、分析した結果からどんどんある情報が繋がっていき、私達が目指していたテーマに近づいて行った時に大きな達成感と喜びを感じることが出来ました。
- 眠さより楽しさが勝つほど「学ぶ」ということはこんなに面白いのかと思うことができました。
- さらなる探究など今回の合宿では調べきれなかった部分も今後の自分のためにも調べてみたいと強く思いました。
- 情報を集め分析することはとても難しかったですが、今までこんなにも情報に向き合ったことがなかったので良い経験になりました。
- 今回の合宿で培った「情報を疑う力」や「自分の頭で考えて判断する力」を忘れず、今後も活用していきたいです。
- どんな風に世の中の事象を批評出来るようになりました。
- AIによるフェイクニュースがますます多くなるであろうこれからの社会において、多角的な情報収集と三角検証の手法は、先の見えない未来を生き抜く術であると実感しました。
- 探究って超面白いと実感しました。「グループで話し合い、みんなで考える」これが本当の探究だと分かったような気がしました。







