日時: 8月18日(月)~ 8月23日(土)
場所: アパホテル&リゾート東京ベイ幕張
本校の生徒4名は、2025年8月18日から8月23日にかけて千葉県幕張で開催された Asia Youth Leaders 2025 Tokyoに参加しました。本プログラムは、AEON 1% Club Foundation が主催する国際交流事業で、カンボジア、中国、インドネシア、ラオス、マレーシア、タイ、ベトナム、日本の8か国から約80名の高校生が集まりました。当初はカンボジアでの開催が予定されていましたが、国際情勢の影響により、わずか3週間前に東京開催へと変更されました。日本からは、渋谷幕張高校、千里国際高校、愛媛大学附属高校、そして県立国際高校からからそれぞれ4名ずつが参加しました。本校からは、選考過程を経て、2年次の荒谷ももさん、宮田芹織さん、辻璃杏さん、山村哲徳くんがこのプログラムに参加しました。今年度のディスカッションテーマは、SDGsの目標のひとつである 「すべての人に安全な水を」でした。参加者は「どうすれば世界中の人々に安全な生活用水を供給できるのか」を調査・討議し、最終日には各グループが英語で10分間のプレゼンテーションを行いました。研修期間中には、東京市内でのフィールドワークや千葉県内の浄化施設の見学、専門家による講義などを通して、安全な水の確保に関する理解を深めました。
本校生徒の活躍も大きく、荒谷さんの所属するグループが第3位、山村くんのグループは見事優勝を果たしました。生徒たちは、英語力を駆使し、文化の違いにとまどいながらも積極的に交流し、コミュニケーション能力を大きく高めました。また、開催地変更に伴い情報が錯綜するなかでも、自ら正しい情報を求め、状況に柔軟に対応しようとする姿勢が見られました。この経験を通じて生徒たちは、国際的な課題を学問的に追究する力だけでなく、異文化理解やリーダーシップ、主体的に行動する力を育むことができました。
現代社会は、国際化の進展とともに膨大な情報が瞬時に流れる時代です。その中で、何が正しい情報であるのかを自ら見極め、考え、行動する力が求められます。本校は今後も、こうした国際的な学びの機会を通じて、生徒の思考力と行動力を育成し、国際社会で活躍できる人材の育成に努めてまいります。




