日 時:2月28日(金)
場 所:兵庫県立国際高等学校 体育館
大きく時間を短縮することになりましたが、県立国際高等学校15回目の卒業証書授与式を行いました。15回生115名が卒業しました。今年度は、担任の先生が一人ひとりの名前を呼び、学校長がクラスの代表に卒業証書を手渡しました。
井上校長先生の式辞では、(1)大手自動車会社の創始者の海外進出した際のことば「障子を開けてみよ、外は広いぞ」を引用して、皆さんも心を開き踏み出し、可能性を広げましょう、そのためには①自ら考え動き②コミュニケーション力を持ち③仕事などに対する熱意を持ちましょう(2)ノーベル賞を受賞者した吉野彰さんがリチウムイオン電池開発でいくつもの困難を乗り越えたように、これからの社会で困難に打ち勝ってください、(3)15回生がSGH「移民研究」に取り組んだ経験を使い、自分の何を変えて、何を大切にするかを考え、自分の芯をしっかりもち自らの意志で行動できる人となり、国際社会に貢献出来る人物に成長してください、というお話がありました。
PTA会長の祝辞では、(1)卒業生、保護者の皆さまへのお祝いのことばと卒業後も県立国際を応援してください、というお話と(2)卒業生に対して、”Keep going in your own way”.というメッセージと共に日本だけでなく世界での活躍を願います、ということばがありました。
次に在校生送辞があり、自分たちにとって15回生の先輩は自立し、協力し、自発的に行動する、あこがれの存在であった、体育祭ではクラスの団結力を見せてくれ、先輩としての在り方を学んだし、文化祭では、一生懸命な演技などで光り輝く姿を見て、そのようになりたいと思った、と話し、今後困難があっても、県立国際の仲間たちがかけがえのないものになるでしょう、と話しました。
それに対し卒業生答辞があり、球技大会で団結し、体育祭では、3年次に最後まで思い切り走った、2年次の海外研修では、最初は戸惑ったホームステイだったが、ホストファミリーが暖かく受け入れてくれ文化の違いを感じ、視野が広がったし、英語発表でステップアップの目標が見えた、文化祭を通じクラスで家族のような絆が生まれた、という話がありました。また、この三年間支えてくれた、仲間、先生、家族に感謝し、15回生の全員に一生忘れない大切な思い出になったことに感謝しました。
続いて「仰げば尊し」、校歌を歌いました。 3年が感謝のことばを述べ、大きな拍手の中退場しました。