12月18日(金)14:40~16:10に、昨年から本校と兵庫県立大学国際商経学部が取り組んでいる高大接続改革推進事業の一環として、兵庫県立大学国際商経学部長 山口隆英先生が担当される「イントロダクトリー マネージメント」の講座とWebex Meetingsで接続し、オンラインで本校の授業実践を発表、学生との意見交換を行いました。参加された大学生の中には様々な国からの留学生も30名ほどおり、発表・意見交換・交流は全て英語を用いて行いました。本校からは学校設定科目である「Global Versatility」選択生徒7名と「Global Entrepreneur」選択生徒26名がSQルームにて参加しました。
「Global Versatility」は、世界の多様性を理解し、異文化や日本文化を多角的に捉えることを目標にした探究活動を行う授業です。生徒からは、「Patriotism or Japanese Pride」「Double Standard in Japanese Society」と題した2テーマの発表がされました。大学生からは多くの質疑がされ、回答することに戸惑う場面もありましたが、コロナ禍で直接学生と交流が制限される中、充実した体験となりました。
また、「Global Entrepreneur」は、上記学部の先生方を招聘し経済学・経営学という視点で社会と捉える力を育むことを目標にした授業です。26名の生徒のうち5班12名が授業と取り組んでいるプロジェクト「学校でのスマホ利用」「みんなのトイレデザイン」「学校マスコット」「国際オリジナルグッズ」「日本の経営者オリジナル双六」について発表しました。発表後には、質疑応答の他、大学生へgoogle formでアンケートを実施し、今後のプロジェクト改善に生かす貴重な意見をいただきました。
今後、このような形での大学あるいは学生・留学生との交流が広がっていくことが予想されます。多くの発見や課題を再確認し、実りの多い授業となりました。