高大接続改革推進事業 特別講演会「頭と心と行動力」

 7月13日(火)、兵庫県立大学国際商経学部より横山由紀子教授をお招きし、特別講演会を実施しました。

 10時40分からの1年次対象の講演会では「頭と心と行動力」として、ディスカッションを通した批判的思考力の講義をしました。「中学校での学校給食の導入」をテーマに様々な視点が意見を持つことを学びました。1年次生からは活発な発表が行われました。ディスカッションを活気づけるための秘訣として、①ディスカッションを楽しもうとする心構え、②スピーカーに体を向けて全身で気持ちを受け止めること、を学びました。

 今後、これらの技法を応用して、他の教育活動でも積極的にディスカッションに参加できる態度を育んでいきたいです。

 また午後1時半からは2年次の高大接続科目選択者24名に向けて、「頭と心と行動力~発展編~」をご講演いただきました。数字を読み解くコツとして、統計的な表現の裏側にある事例を批判的思考力や論理的思考力を活用しながら、考えを深めていきました。

 生徒にとって1つの課題事象について、多方面から考え議論することの大切さ、客観的な数字・データなどをもとに判断することのコツなどを学ぶ貴重な機会となりました。

<1年次>

生徒による感想
生徒による感想

・ディスカッションの論点がすぐに変わっていくのが面白かったです。私の意見は親と子のコミュニケーションのために(学校給食を導入せず)弁当にすべきだと考えているけれど、たくさんの意見で、みんな考え方が違うんだなということを実感した。またテーマを決めたディスカッションがしたいです。

・今日の講演では、初めて本格的なディスカッションをして、とても刺激を受けました。今までは反論には良い意味を感じていませんでしたが、選択肢や考えは多い方が多角的に考えられて結論を出す際には良い助けになると感じました。

<2年次>

生徒による感想
生徒による感想

・大きな数字を出されると思わず何も言えなくなったりしてしまいがちですが、データを多角的に見ることによって新たな考えが出ると思うと議論は大切だと実感しました。

・いろんな観点から考えて1つの意見に捉われずに考えることはとても大切だと思いました。また、自分1人では考え方に限りがあるので、ディスカッションすることで新たな発見が生まれ、より考えが深まることを実感しました。

・いろんな観点から考えて1つの意見に捉われずに考えることはとても大切だと思いました。また、自分1人では考え方に限りがあるので、ディスカッションすることで新たな発見が生まれ、より考えが深まることを実感しました。