令和5年度韓国・釜山研修

日時:12月25日(月)~12月28日(木)
場所:韓国・釜山

12月25日(月)~12月28日(木)の3泊4日で、1,2年次10名が韓国・釜山研修に参加しました。

【1日目】
11時に関西国際空港を出発し、1時間のフライトで釜山に到着しました。到着後は市内研修を行いました。釜山博物館では、釜山の歴史や釜山と日本の関係が詳しく説明されており、とても勉強になりました。その後は釜山の観光スポットである松島に行きました。

【2日目】
この研修のメインである学校交流です。午前は釜山センタム女子高校、午後はキョンヘ女子高校にお邪魔し、交流をしました。釜山センタム女子高校とは前身の釜山国際外国語高校の時も含め、2017年より交流が続いています。学校交流ではお互いのプレゼンや浴衣・韓服体験、日本語・韓国語の授業、ハングルでの習字、お菓子交換を行いました。プレゼンではお互いが事前に送りあった質問に回答しました。質問では「高校生の間で人気のある芸能人は?」、「流行っている言葉は?」など流行だけではなく、「受験に対して本人と両親はどう思っているのか」など、受験競争が激しい日韓ならではの質問もありました。
自由に話す時間も設けられており、韓国の高校生と面と向かって交流できる貴重な機会でした。

【3日目】
午前は釜山大学へ訪問し、日本人留学生や大学のスタッフの方から大学説明を受けました。その後はキャンパス見学を行い、学食で昼食をいただきました。
午後は釜山の観光地で「韓国のマチュピチュ」と呼ばれている甘川文化村に行きました。自由散策のあとは、すぐ近くにある碑石文化村へ行きました。こここは旧日本人墓地で、日本による統治からの解放後、朝鮮戦争の戦火を避け釜山に避難してきた人々がその墓地の上に家を建てた集落です。夕食後は釜山国楽院で韓国の伝統舞踊を観賞しました。

【4日目】
午前は釜山市内で研修しました。ガイドの方の説明を受けながら龍頭山公園、チャガルチ市場などを回った後は、自由行動で楽しみました。
夕方に釜山空港を離陸し、1時間のフライトで関西国際空港に到着しました。

あっという間の4日間でしたが、学校交流、大学見学、歴史・文化体験など普段できないような体験ができ、生徒たちも満足そうでした。
この研修をきっかけに、更に韓国・朝鮮語をブラッシュアップし、学校生活や進路のモチベーションにつなげてほしいと思います。

■生徒の感想(一部抜粋)

  • プレゼンの準備で自分の国のことを改めて理解することができた。
  • 生徒一人一人に自習用の机があり、図書館も沢山の本が並んでいた。韓国の学生がいかに勉強漬けの生活を送っているのかが分かった。
  • ネイティブの発音を聞いて、自分の発音とかがまだまだだなと感じるとともにもっと頑張りたいと、思うようになった。
  • 現地の高校生と交流して、言葉の壁が大変だったがジェスチャーやアプリも使って楽しく話せた。
  • 日本の文化と韓国の文化を交流できて、私たちからしたら普通のことでも、韓国の人からしたら不思議に思うこともあると実感できた。
  • 実際に日本から来ている大学生の方のお話を聞けて良かった。自分の進路をどうしようかわからなかったけれど、この研修を通して少し自分の進みたい方向が決まってきました。