「グローバル・アントレプレナー」兵庫県立大学横山由紀子教授の特別授業

 9月4日(金)5、6時限、学校設定科目「グローバル・アントレプレナー」の授業に兵庫県立大学から横山由紀子教授をお招きして、「分析基礎力を身につけよう」というテーマで特別授業をしていただきました。この授業は、高大接続改革推進事業の一環で兵庫県立大学との合同で考案された授業で、起業に必要な素養を身につけることを目的としています。2学期から調査活動とデータ分析を行う予定で、この授業では、情報を分析するためのスキルを身につけることが求められました。

 横山先生からは、まず、人々が誤った分析に至ってしまう原因について解説していただきました。そして、数字を読み解くコツとして、1)データの分布に注意する、2)情報を比較する視点を持つ、3)見せかけの関係を見抜く、4)逆の因果関係を見抜く、5)サンプル・セレクションが正しいかを検討する、という5つの視点を学びました。

 続いて、分析基礎力を実際に活用して、先生から示されたいくつかの事例について、実際にグループで分析をしてみました。各グループの発表から先生や全生徒を含めた全体的な討議へと発展し、非常に熱のこもった議論になりました。

 横山先生からは、反論が大事、無意識の思い込みに注意すること、色々な視点で物事を見ること、「従順」なままではイノベーションは起こせない、正しく反抗すること、などのアドバイスをいただきました。

生徒の感想
生徒の感想

・始めから急に反論が大事と言われた時は衝撃的でした。 反論を人に行うと、その人に目を留められ、そのうちお互いが一目置いて尊重しあうということはあぁ確かになと納得しました。

・自分にはない発想や、自分が言葉に表すことが出来ないことがどんどん出てくるのがすごいなと思いました。

・自分も、知識を増やして色んな方面から物事を見れる能力が欲しいな、と思いました。

・無意識に思い込んでいることがたくさんあることに気づいたとき、色んなアイディアが浮かんできてたのが面白かった! 数字だけで解決出来ないというのが、頭を柔らかくするコツなんだなと思った。

・前から聞いたことはあったけど、やっぱり無意識の思い込みが人の中には必ずあって、それを取り除くのは難しいことだと思いました。でも、無意識の思い込みをなくすことで、この世の中の政策とか人の考えがいい方向になるといいと感じた。

・逆の因果関係かもしれないという意見は考えたことがなかったので面白いと思いました。