本校の学校設定科目である「国際ボランティア研究」では、学校外でのボランティア活動や、外部講師の方によるワークショップなど、国際的な視点を培うための様々な機会を設けているので、それらの活動についてご報告します。
さる6月26日に、神戸市にあるJICA関西を訪問し、ラオスと日本をつなぐ活動をされている樋口愛美さんにお話を頂きました。ユーモアを交えながら、ラオスの現状やご自身の活動についてお話しされる様子に、生徒たちは惹きこまれ、外国のことを深く知りたいという意欲がさらに高まる、素敵な機会になりました。
2学期に入り、9月18日には、西宮市にある神戸国際語言学院を訪問し、留学生の方を対象に、日本のことを紹介するボランティアを実施しました。事前に、「お正月」、「お弁当」、「高校生の流行」といったテーマについて、ペアで準備をし、当日は、多くの留学生の方々とお話ができました。冒頭で、留学生の方々が「勇気100%」を合唱して歓迎してくださったことにも、生徒たちは感激し、終始積極的にコミュニケーションをとろうとする様子が見受けられました。
校内では、10月2日に、国連やJICAなどで勤務のご経験があり、多くの国や地域で教育支援をされていた岡本啓史さんに、ワークショップを実施していただきました。様々な手法で実施して下さったので、生徒たちは、多くの気づきが得られたようでした。現在は、生徒たちが、世界の課題に目を向け、理解を深めるためのワークショップ作りに励んでいるところです。これまでの学びを存分に生かし、実りの多いワークショップを作り上げることを期待しています。