ガザ地区とのオンライン交流学習 ~パレスチナ問題をめぐる歴史学習~を実施しました

日時:1月31日(火)17:00-18:00
場所:PCルーム

1月31日(火)17:00-18:00にかけて、本校PCルームにおいてパレスチナ・ガザ地区とのオンライン交流を開きました。長年にわたり紛争が続く地域の高校生と平和について、直接語り合う貴重な機会となりました。今年度は2年次7名、1年次10名が参加しました。お互いの国の文化について高校生らしい目線で話し合いを行っていました。

生徒の感想
  • 私は今回の事前学習やオンライン交流を通して、相手(自分とは違う文化や国の人)と会話をする時に思いやりを持って接するだけではなく、事前にその人達の文化や歴史を勉強しておくことが必要だと感じました。
  • 今の生活が当たり前ではないということを意識したいです。ガザ地区の子に街に鉄道はあるのかを聞くと、あまり鉄道についてわからない様子でした。そこで、写真を見せると彼女の街には鉄道がないということがわかりました。…(中略)…当日のネット環境など、日本と違う部分も多いと思いました。
  • 今回は相手の国の文化や宗教、現在のガザ地区の状況を勉強したうえで交流をしました。お互いの趣味を話していくうちに、「Black PinkのLisaが好き」だとか「好きな教科は英語」、「Snapchatを交換したい」、「水泳が好き」と聞いて、文化や育った環境が私たちとどれだけ違っていても彼女は私たちと同じティーンエイジャーなんだなと実感しました。
  • (交流した生徒が)将来の夢は医師になることだと教えてくれました。事前学習で、空襲に巻き込まれた学生が避難する時も勉強道具だけは離さなかったと言っていた事を思い出しました。今は復興に向かっているけれど、教育を受けられていると言う事は当たり前ではないと思いました。その子のように、自分のためだけではなく、地域のためにも頑張っている姿を見て、私も勉強やほかの奉仕作業に積極的に取り組もうと思いました。

※一部、誤字・脱字等を修正しています。

上記の内容以外にも今回のオンライン交流を通して、ガザ地区の歴史や文化、人に触れることで、自身の環境や将来のことについて見つめなおし、今後の生活に繋げていこうと、個々で振り返ることができました。

オンライン交流の様子①
オンライン交流の様子②
オンライン交流中のPC画面