グローバルアントレプレナー特別講義 「中国発多国籍企業のブランド構築」

日  時: 10月6日(金)13:15-15:05
場  所:国際高校  大講義室

 

 10月6日(金)、グローバルアントレプレナーの授業に兵庫県立大学国際商経学部からキョウ園園先生をお招きし、「中国発多国籍企業のブランド構築」をテーマに特別講義をいただきました。世界的に有名になってきた中国企業のブランド構築の過程や戦略について学びました。すでに私たちの生活でなじみある企業をはじめ、世界的にシェアを増やす家電メーカーのハイアールの国際戦略などの具体例を学ぶことができました。授業後半では、中国企業のイメージとブランド構築に必要な要素についてディスカッションをしました。ブランド戦略というキーワードで考えると、価格面以外で浸透を図るために必要な要素について考えることができました。講義の中であったハイアールは日本やアジアでのブランド名と世界でのブランド名を別にしたり、話題になる商品(ハンディ洗濯機など)を商品化するなどの工夫をしていることを学ぶことができました。
 生徒たちの中には、デジタル商品やパソコンメーカーなどなじみのある中国企業も多く、現代の多国籍企業の趨勢について考えることができました。今後もブランド戦略については授業を通じて考えていきたいと思います。

生徒の感想①
生徒の感想①

中国のハイアールと日本の三洋電機は協力しハイアールアクアセールス株式会社を設立したが三洋電機がパナソニックに買収され傘下となった。話題になる商品をつくることでSNSや広告なので人々が注目し、商品が売れる可能性がある。若者はSNSを使ったり広告を見ることが多いから注目を集めることが簡単だけど、高齢者の中にはSNSを使わない人や外に頻繁に出かけない人の注目はどのように集めたら良いのか気になった。

生徒の感想②
生徒の感想②

多国籍企業が増えてきているけれど、外国でシェアを広げていくためには国内とはまた違った経営戦略やビジネスをしないといけないということを学びました。第1にSNSなどを駆使してとりあえず名を広めることも重要だと知りました。