日時: 1月9日
場所: 国際高校 体育館・各HR教室
約2週間の冬休みが明けて、国際生が元気に学校に戻ってきました。
北陸での大きな地震や羽田での事故など、新年から心配なニュースが伝えられます。
校長先生の講話のテーマは、「民度」。世の中の動きや、困難な状況にある方が多くいらっしゃることにも触 れながら、私たちに何ができるのか、そんな考え方が必要なのかを問う内容でした。
講話の中に、「本校は民度が高い組織であると思う。今後も更に、誰も見ていなくても、見返りや評価を求めるためではなく、全体のために行動できる人であってほしい」という言葉がありました。国際高校は民度の高い集団ですが、さらなる高みを目指して互いに切磋琢磨できればよいですね。
始業式の後、同じ敷地で学んでいる芦屋国際中等教育学校と一緒に、避難訓練に取り組みました。両校は毎年9月と1月の2回、一緒に防災避難訓練をしています。9月は火災、そして1月は、津波被害を想定したものです。今回は各HR教室で机の下にもぐるシェイクアウト訓練を実施した後、津波を避けるために高い位置に避難するルートを確認しました。
訓練の後、両校の全生徒が体育館に集まりました。元旦の地震で亡くなられた方に黙祷した後、芦屋国際中等教育学校の川崎校長先生のお話をお聞きしました。災害は決して他人事ではありません。万一何かあった時に、落ち着いて正しい行動ができるように、普段から準備しておくことが大切だと思いました。