7月14日(水)11:30~12:30、全校生を対象に国際理解教育講演会を行いました。講演会では、在パラオ共和国 日本国大使館 特命全権大使の柄澤彰氏にご講演いただきました。講演は各ホームルーム教室において新たに設置されたプロジェクターやパソコンを使い、オンラインミーティングシステムZOOMを活用して行いました。
柄澤大使はご講演の中で、「国際社会に貢献できる人材として必要なこと」についてご講話下さいました。また、第一次世界大戦後から第二次世界大戦時にかけての日本統治に触れ、パラオ語の中にある日本語も紹介していただき、両国の歴史的な繋がりを学びました。質疑応答では、生徒会の代表生徒が、パラオの高校生、教育事情、大使ご自身のストレスマネジメントや女性外交官についてなどを質問し、大使からお答えいただいたことで、外交官の仕事や、同年代のパラオ人の生活や文化の違いについて認識を深めることができました。
今回の貴重なご講演を通して、国内問題と国際問題は密接に関連していることや、異文化を理解する上で、お互いの国の歴史を認識することの重要性を感じる機会となりました。