教職員研修会を実施

日  時:8月31日(木)13:00~14:00
場  所:兵庫県立国際高等学校 CALLルーム

 8月31日(木)、職員対象に特別支援教育、「語の獲得における困難さに対する普段の授業で取り組める支援」~コミュニケーション発達の多様性をふまえて~についての研修会を行いました。
 兵庫教育大学大学院発達障害支援実践コース 宇野宏幸教授を講師としてお招きいたしました。宇野教授にご講演いただくのは今年で3年目となります。本研修は、専門家の指導・助言のもと、教員の特別支援教育の理解を深め、教育上特別な支援を必要とする生徒への効果的な指導について検討する。また、普段の授業でも実践することができるスキルの習得を図ることを目的として実施されました。宇野先生は加賀市の学校教育ビジョンなどを元に今までは「みんな一緒に同じことを同じ方法で」であったのが、これからは「自分のペースで自分で学ぶ」「学び合って、助け合って、共に学ぶ」という方向に教育現場も舵をきっていくだろうとお話になりました。
 また、ASD(自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害)を例に挙げて、様々な症例、対処法などを教えて下さいました。まずは、そういう人がいるということを先生方を始め各々が認識することが大切であるとも仰っていました。質疑応答の時間では”gifted”に関する質問が出ていました。