グローバルアントレプレナー兵庫県立大学小宮教授特別講義「学びと創造」

 9月3日(金)13:15~15:05、兵庫県立大学国際商経学部の小宮一高先生を本校にお招きして、「学びと創造」というタイトルのもとに特別講義を行っていただきました。

 経済学、経営学の視点から答えのない問題に取り組むためには、「教養」が重要であることを小宮先生は強調されました。教養とは、これまでに人間が考えてきたこと、その蓄積されたものです。教養を身につけることで、思い込みから解放され、多面的に物事を捉えることができることを学びました。立場や視点をズラすと違った見方が生まれてくることを「大相撲 貴乃花、最後の優勝」のビデオを通して考えました。

 優勝した力士の視点、対戦相手の視点、親方の視点、観客の視点、医者の視点、弟弟子の視点など様々な立場で「優勝」を捉え直すと、驚くほど多様な見方が露になり、思い込みに捉われていたことが自覚でき、非常に興味深い講義でした。

 小宮先生のご専門は「マーケティング」であり、2学期のプロジェクトでの成果発表会でもマーケティングの視点から来校いただき、ご講評をいただく予定です。

講義の様子
発表の様子
様々な視点について発表